[レンタルオフィス]

2022年12月20日

レンタルオフィス」という選択肢が 広まりつつあります。
しかしレンタルオフィスとはどういうものなのか
明確に答えられる方は、なかなかいないのではないかと思います。

なぜ「レンタルオフィス」という選択肢が人気なのでしょうか。

「レンタルオフィス」という選択肢で最大のメリットは
「コストパフォーマンス」の高さにあると言えるでしょう。

通常セオリーで起業するとなると、様々な費用を覚悟しなければいけません。
ビジネスを始めるうえで大きな出費かつ最も大切な、ビジネス拠点を
「レンタルオフィス」にすることで、様々なメリットがあります。

本記事では 、これから起業をお考えの皆様に少しでもお役立ていただけるよう、
「 レンタルオフィス 」の 特徴をお伝えいたします。
レンタルオフィスの定義、他のオフィス形態との違い や 特徴 などを解説していきたいと思います。
どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

�@ レンタルオフィスの定義
�A コワーキング スペース との違い
�B 賃貸借契約との違い
�C レンタルオフィスのメリット
�D レンタルオフィスを利用すべき人


�@ レンタルオフィスの定義

業務に必要なイス・机・執務空間・情報機器等を備えたオフィスを、低いイニシャルコストで
借りる事ができる貸事務所の総称。提供サービス、課金方法等の違いでいろいろなタイプに分類できます。

1978年 、 オーストラリアの起業家アルフ・モーフォレッジが「複数のテナントが
入居するサービス付きオフィス」というビジネスモデルを立ち上げ、サーブコープを設立したのをきっかけに、
1989 年イギリスの起業家マーク・ディクソンが、「サービススタッフが常駐し、必要なときにいつでも使える
環境が整備されたオフィススペースを、出張者をはじめ同様のニーズを持つ企業に提供する」という
ビジネスモデルを立案し、リージャスを開設しました。 そうして レンタルオフィス事業は、その後 発展し世界各地 へ拡がりました。

日本国内で「レンタルオフィス」という名称で事業提供を始めたのは、1981 年 8月開設の
アーバンオフィス で、 2000 年以降、日経新聞や各種メディアに「場所」「什器・設備機器」「人的サービス」を
セットで提供するレンタルオフィス事業が取り上げられるようになり、日本に 「レンタルオフィス」が 広 まりました。




�A コワーキング スペース との違い

コワーキングスペースとは、 「 Co（共同で) Working（仕事をする）」といい、
オープンスペースを自由に利用するオフィス形態です。
共有のフリーアドレスのデスクで仕事をすることができます。

【スペース】
レンタルオフィス：自分専用の個室
コワーキング：スペース 共有のフリーアドレスのデスク

【利用人数】
レンタルオフィス：1 名〜数十人まで様々
コワーキングスペース：1 名ずつの契約にな ることが多い。

【利用料金】
レンタルオフィス：数万円から数十万円 1 室ごとの値段。
コワーキングスペース：1時間あたり数百円の 利用や数万円の月額料金



�B 賃貸借契約との違い

皆さんもご存知の通り、普通賃貸借契約で事業用店舗を借りる場合
保証人、敷金、礼金などは もちろん 家具や内装まで全て一から
自身で準備していくことになり、それだけの費用や労力がかかります。

【初期投資】
レンタルオフィス：低い
賃貸借契約：高い

【契約期間 】
レンタルオフィス：短期利用可 数ヶ月 から 1 年
賃貸借契約：基本 2〜3 年

【レイアウト 】
レンタルオフィス：既に決まったもの が 多い
賃貸借契約：自由度が高く、企業の色を出しやすい




�C レンタルオフィスのメリット

◆早く事業がスタートできる
レンタルオフィスは机・いす・ネット回線・電話回線などビジネスに必要なインフラをすでに用意された状態で
利用できますので、究極的には契約してすぐ事業を開始することができます。

◆初期費用が安く抑えられる
入会金や保証金が必要となるケースが多くありますが、 内装費 などが かからず、また水道光熱費用も
料金に含まれている場合が多いので、あまりコストをかけずに開業することが可能です。

◆許認可がとれる
専用個室の契約になるので、 特定の業種においてコワーキングスペースや
バーチャルオフィスだと取得できない許認可を取る事が可能です。

◆必要最低限の広さで利用できる
レンタルオフィスはレンタルオフィス会社が一括して運営しているので、ミーティング室や会議室は
別室に設けられています。 必要な時だけ利用できるので、必要最低限の執務スペースの広さ となっています。




�D レンタルオフィスを利用すべき人

レンタルオフィスは 、 前述までのように、様々なメリット面から、起業の第一歩として
利用するケースが多いです。 または既存企業の新企画プロジェクト立ち上げの一時利用や、
地方のサテライトオフィス 立ち上げにもおススメ です。

それぞれのレンタルオフィス事業者が提供しているサービスをよく理解して、
ご自身の状況に合わせて適宜選択していきましょう。

💡レンタルオフィス が 向いている企業
・新企画プロジェクトなどで、本体とは別に短期間だけオフィスを利用したい
・5 人以下の小さな会社である
・駆け出しの会社なので、初期費用をとにかく抑えたい
・許認可を必要とする方
・コラボレーションによるプロジェクトでの利用



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