2024年08月30日 [エコエネルギー情報]
【2024最新】プレハブとユニットハウスの違い ソーラーシステムハウスの魅力/株式会社BRILLIANT
本日は、建築現場でよく見かける4坪タイプで詳しく解説していきます。
ユニットハウスとは?
ユニットハウスとは、軽量鉄骨で組み立てられた箱型の建物です。現場での組み立てがほぼ必要ない工法のため、ユニック車での移動や設置・施工が容易で、各業者ともに間取りが決まっています。
建設現場などの仮設事務所や仮設トイレのほか、居住性の高さから仮設住宅や店舗などのさまざまな用途で使用されています。現場での作業が少なくプレハブより大幅に工期が短縮可能です。
もし不要となった場合には、ユニットハウスは転売などの方法で処分をすることが可能で、他の場所への移設も簡単です。
ただし、ユニック車では入れないような道幅が狭い道路や、電線や立ち木などや隣家といった設置の妨げになるような障害物がある場合、状況によっては設置ができないこともあります。
プレハブとは?
プレハブとは、現地で組み立てる工法で、資材加工のほとんどを機械で行うため、品質のブレが少なく、敷地の形状や使用用途などに合わせて間取りをある程度は自由に選ぶことができ、ユニック車が入っていけない狭い場所や、その他作業困難な場所への設置が可能です。ですが、現地で組み立てたあと、内装や電気工事も行うと考えると、工期が必要になります。さらに、搬出や撤去の際も同様に工事の必要が出てくるため、その作業費が発生します。
また、プレハブハウスは材質的に消耗の度合いが大きく、長期の使用には向いていません。本体に不具合が生じた際の修理代も割高で、もし不要になった場合には、廃材になる可能性が高いです。
【比較表】「ユニットハウス」と「プレハブ」の違い
※当社調べ
プレハブとユニットハウスの大きく違う点は、プレハブは、工場で生産した部材を現地に運び、現地で組み立てを行うのに対して、ユニットハウスは工場で箱型に組み立てられたものをユニック車で運び込んで設置をします。
基本的な広さは1坪〜5坪ですが、複数のユニットハウスを連結することができるので、面積を広くすることも可能です。
「ユニットハウス」と「プレハブ」を見分ける方法
大きさがきまっている
ユニットハウスは、工場で生産した製品をそのままトラックに積載できる大きさに設計されていいます。
連結部分がある
ユニットハウスは、同じ製品を縦横に複数つないでサイズを大きくすることもできるので、その連結部があるかどうかも見分ける方法のひとつです。屋根周りに吊り上げのための「フック」がある
ユニットハウスは、クレーンの付いたトラック(ユニック車)で吊り上げて運送し設置するので、屋根周りの4ヶ所にはクレーンのワイヤーを引っ掛ける「吊りフック」が必ず付いています。
一方、プレハブは、部材を現場へ持ち込み、その場で組み立て、移設の際も一度解体をする場合が多いので、フックで吊ることはしません。
フックの有無を確認することは、プレハブとの違いを見わける際に分かりやすい方法です。
“未来の地球のために”「ソーラーシステムハウス」
ソーラーシステムハウスは、ユニットハウスの屋根に太陽光パネルを組み合わせたタイプのハウスとなります。屋根一面に設置されたソーラーパネルで発電した電気を建物内で使用でき、その電気を最大で3日分、蓄えておくこともできます。能登半島地震では、被災者向けの充電ステーションとして使われたほか、支援に入っている職員の宿舎として活躍しました。
最近では、建築現場の休憩所や事務所などに多く使用されており、誰もが安心・安全に働ける環境を実現しています。
ソーラシステムハウス
トイレ付ソーラシステムハウス“くつろぎ”
ユニック車で、吊って降ろすだけの簡単設置・簡単撤去!
【比較表】「ユニットハウス」と「ソーラーシステムハウス」の違い
※当社調べ
「ユニットハウス」と「ソーラーシステムハウス」は、構造的に大きな違いはありませんが、「ソーラーシステムハウス」は、太陽光の自然エネルギーで発電するため、CO2が発生せず、環境にやさしいエコロジーなハウスです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は4坪タイプを例に解説させていただきましたが、これから長期での使用をお考えで、設置場所にも問題がないようであれば、プレハブハウスよりもユニットハウスの方がおすすめできます。
「ユニットハウス」は、設置できる場所は限られますが、頑丈ですぐに使用できるので、工期も短く低コストで済みます。また、解体せずそのまま移設できるため、必要なくなれば中古販売も可能です。
「ソーラーシステムハウス」は、太陽光で自家発電する上に蓄電機能も搭載されているので、災害時に備えて、導入を検討してみてもいいかもしれません。